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さなぬいのお洋服を作った話

お裁縫

さなぬい、かわいいですよね。

かわいいのでお洋服を作ろうと思いました。

去年はステラ・ルー用のコートを着せてあげたんですが、
サイズがだいぶ違うので裾を折ったり袖を折ったりして少々不格好でした。


なので、今年はちゃんとさなぬいサイズでお洋服を作ろうとなり。
今回のテーマはうさちゃんせんせえ
なぜなら、ピンクのフェルトとファスナーがあったから。

せっかくなので、ダッフィー用の型紙をどうやって流用するか記録にしておきます。
さなぬいをお持ちでない方も、2023年6月頃?には名取ぬいが世界中に届けられると思うので、その時にでも活用いただければ。

作ったもの

今回使った型紙

無料型紙工房ことろ様「パーカー(コート)」Sサイズです。
利用規約を読むと、他のぬいぐるみ用にアレンジしてあるものは再配布OKとのこと。
結構サイズいじってるので大丈夫と判断し、このページで再配布します。

元々の型紙は6パーツあり、前フードと後フードはそのまま使います。
残りの4パーツだけアレンジしたのと、うさみみを新規で作りました。
ここで配布するのは合計5パーツだけです。
他のパーツはことろ様のページよりダウンロードしてください。
基本的な作り方もことろ様のページを見てください。

さなぬい改造型紙のダウンロード
さなぬいパーカー型紙
↑をクリックして、画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

この型紙は「無料型紙工房ことろ https://www.cotoro.net」さんで無料配布されている型紙を基にアレンジしたもので、「無料型紙工房ことろ」さんの利用規約を守って配布を行っています。無断で転載・販売・再配布をしないでください。

型紙アレンジポイント

ダッフィーとさなぬいのサイズについて、
頭のサイズ感はほぼ同じ。
さなぬいは腕が短く、胴も短く、足も短い。ウエストはあんまり変わらない。

なので、基本的に型紙を小さくする方向でアレンジしました。
前身頃、後身頃は丈を詰めて、幅も詰めて。
袖が結構難しくて、ある程度詰めましたが袖ぐりは少し広めです。
手のひらが大きいので、腕に合わせすぎると手が通らなくなります。
なので、ちょっと大きめに作るようにしてます。

うさみみは良い感じに作ってください。
高さ10cmくらいがバランス良いと思っていますが、小さければかわいいし、大きくてもかわいいと思います。
本家のうさちゃんせんせえもデザインによって丸っこかったり、先が尖り気味だったりするので、好きなうさちゃんせんせえの画像を見ながら考えるのが良いと思います。

縫う時のアレンジポイント

本家の縫い方に無いのはうさみみを付けるところ。

まず、うさみみの前後ろを中表で縫って、表に返しておきます。
作り方の【2】で前フードと後フードを縫いますが、そのとき一緒にうさみみを縫います

重ねる順番を説明すると、
前フードの裏
前フードの表
うさみみ
後フードの表
後フードの裏
です。

あとはことろ様の説明通りに縫っていけば完成です。

あ、うさちゃんせんせえのばってんおめめを付けたの忘れてました。
赤いフェルトを良い感じに切って、手縫いで縫い付けます。

ナース服の脱がし方

これいる?
結構難儀したので一応書いておきます。

最初に、首回りをちょっと下に脱がします。
肩が見えるくらいになったら、片手ずつ袖を抜いてばんざいさせます。
あとは服を下に脱がしたら終わりです。

ナースキャップは前と後が縫い付けてあるので、それぞれ糸を切って外します。
外したナースキャップからは美味しい出汁が取れるので保管しておきましょう。

布選び

今回、フェルトを使って作りました。
パーカーと言えばスウェットですが、腕のある人じゃないと生地が伸びまくって詰むのと、厚みがあって難しいのであまりオススメしません。
完璧に作れたら映えるナイロンも、失敗した時に針の穴が残るので詰みやすいです。
おすすめはコットン系か、フェルト系の生地です。
シーチング(綿)はだいたいどこの手芸店でも一番安いので、練習にもオススメです。

余談・もし初心者でチャレンジしたいという人がいれば

僕もただの独学素人なので偉そうなことは何も言えないし、間違ったことを書いてるかもしれませんが…参考になれば…。
裁縫は楽しいのでぜひやってほしいと思って書いてます。

裁縫に必要なものとか

必要なものは布、裁縫セット、ミシンです。

ミシン

ミシンは車手縫いは徒歩みたいな感じで、いくら車があっても歩かなきゃいけないところは必ずあります。
なのでミシンと手縫いの両方をやる必要が出てきます。
ただ全部手縫いするのは結構辛いので、ミシンが欲しいです。

最初はこういうコンピュータミシンで充分ですし、色々縫っていく中で便利な機能が多いです。
フットコントローラーがあると非常に便利なので、セットで買うか、追加で買いましょう。


ぬいぐるみの服やファスナーを縫う時は、細押さえがあると泣くほど便利です。

もうちょっと出せるなら、モーターの強いモデルが断然良いです。
色々縫ってく中で、厚手の生地を縫う機会が出てくるので。

ちなみに参考にはならないと思いますが、僕はJUKIのSPURという直線しか縫えない10万円くらいのミシンを使ってます。
直線以外の裁縫用にロックミシンとコンピュータミシンも使ってます。
部屋が狭くて泣きそうです。
でも、高いミシンは縫い心地がとても気持ちよく、シンプルゆえに耐久性があり、厚い生地も難なく縫えて、仕上がりも綺麗です。
興味があればお店で試し縫いさせてもらうといいかも。

布の買い方

布はGooglemapで”手芸用品店”と検索して近所に行くもよし。
ネットで買うならノムラーテーラーさんが個人的な推しです。
珍しい柄布を置いてある(と思っている)ので、見てるだけでも楽しい。
写真の色もちゃんとしていて安心できます。
オンライン接客サービスがあるのも助かる。

重要なこととして、布を買うときには、同じような色の糸も買います。
品番(太さ)が#60のスパン糸(シャッペスパンとかキングスパンとかいくつかブランドがある。迷ったらシャッペスパン。)にしましょう。
長さは200m巻で充分ですが、白、黒、生成りみたいな色はよく使うので700mでもいいと思います。

裁縫セット

最初に買うのは適当なやつでいいですが、裁ちばさみ(布専用のデカいハサミ)がついてると楽です。
こういうのとか。

家庭科の授業で買ったドラゴン柄のセットでも充分ですが、
縫い針とまち針は良いヤツを買うと滑らかな刺し心地に感動します。
単価が安い割にコスパがめちゃくちゃ高いので、モチベーション上げるためにも買うと良いです。


裁ちばさみも1万くらい出したら切れ味が別世界になるんですが、高いので…普通のハサミでも切れるっちゃ切れるし…最初はいらないと思います。

あと地味に気付かないものとして、チャコペン(印をつけるための色鉛筆)を削るために鉛筆削りが要ります。

100均も活用できる

服のアレンジ素材は100均に行くのがおすすめです。
小さいリボンやボタンがたくさんあって、1袋100円なので無限に買えます。
ダイソーのデコレーションリボンとか種類がめちゃくちゃあるので最高。

ただ、100均の布は色移りが激しかったり、そもそも小さいのでさなぬいには向きません。
布はちゃんと専門店で買いましょう。

最初にチャレンジする服

ゴム入れのギャザースカートが簡単です。
作り方☆「レース付きギャザースカート」

布1枚とゴムひも、レース(ダイソーで買えば100円)があればすぐ作れます。
まずこれ作りましょう。

これが出来たら、基本は完璧です。
次はシャツを作るなり、この記事のパーカーを作るなり、他の服を作るなり。
トップスは難易度が高い傾向にあります。ボトムスは簡単な事が多いです。

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