1灯でも多灯でも、ストロボを買うなら絶対Godoxがいい。
なぜなら安さと性能の高さのバランスが良いから。
ストロボ撮影を始めるなら、まずはTT350を買おう。
前置き
ストロボ界には、初心者はコレを買えと言われている名機、NEEWER560というものがある。
大体3000円くらいで買えるため、非常に手を出しやすく、使い勝手もまあ良い。
とにかく安く1灯だけ使いたいならオススメ機種だと思う。
NEEWER カメラ/一眼レンズカメラ用 TT560 フラッシュ・スピードライト Nikon,Canon,Pentax,Olympusなどに対応 【並行輸入品】
- 出版社/メーカー: NEEWER
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ただこの機種は…ストロボを使い込もうとするとめんどくさい箇所がいくつかある。
・多灯時に、光によるスレーブ発光しか出来ない
これは、1台のストロボが光った時に自分も光ろうとする機能のこと。
手軽だけど、ちょっと離れたところに置いたり、何かの後ろに置いたりすると
光が届かなくて発光できないという問題がある。
・電波式のワイヤレストリガーという機器を買ってもいいけど、高い
あるにはあるんだけど、マジで高い。
こういうやつで、送信側5000円、受信側5000円くらいする。
・こういうトリガーを使っても、光量の調整は手動
ストロボ置いてるところに移動して、ボタンカチカチして、カメラのところに戻って、シャッター切って、うーんもうちょっと強くしたい、またストロボ置いてるところに移動して、ボタン押して…となり、非常に疲れる。
オタクはすぐ多灯したくなるんだから、最初からGodoxで揃えるべき。
Godoxのストロボってラインナップ多いんだけど、しぐれがオススメするのは
1. TT350
2. V860II
3. V850II
中でも、今回はTT350を推していく。
※TT350とV860Ⅱは、それぞれ型番の最後にNとかCとかOとかSってのが入る。
これは対応してるカメラメーカーの頭文字なので、自分のカメラに合わせたやつを買おう。
V850IIはカメラメーカーに依存する機能がないので頭文字はついてないです。
同様に、TT600ってやつも頭文字がついてないです。
TT685は頭文字がついてます。
※※余談、ワイヤレスで使うなら上記のNとかCとかの型番は関係無くなる。
また、カメラ直付け時のマニュアル発光に関しては、Nikon用はSony以外全てのメーカーに対応する。
今NikonだけどCanonに乗り換えるかも…みたいな時は、とりあえずNikonを買っといて良い。
今CanonだけどSonyに乗り換えるかも…みたいな時は、うーん…Canon用買っとく?
Canonならユーザー多いからメルカリで出せば売れるだろうし。
TT350のいいところ
メリット1:ワイヤレス前提なら、価格が激安入門機とほとんど変わらない
まずここ。
Neewer TT560 3000円とワイヤレス受信機 5000円で、8000円くらい掛かる。
GodoxのTT350はワイヤレス機能が内蔵されてて、10000円で買える。
TT350はGodoxの中でも比較的安く、新しいシステムで、高機能で、カタログスペックがTT560とあんまり変わらない。
そしてコンパクトさが優秀。すごく優秀。
このサイズの差はバッテリー本数が違うから。
TT560は4本、TT350は2本使うので、それに伴って本体重量とサイズが倍くらい違う。
このバッテリーの差は、発光回数というよりはチャージ時間に関係する。
TT560は1/2発光でも結構パシパシ連発できるけど、TT350は一瞬置かないと発光しない。
一瞬…と言っても1秒未満だからほぼ気にならないはず。
で、実際撮影してみるとこんな感じ。どちらも1/2発光の直当て。
上がTT560で、下がTT350を使った撮影。
レンズの正面のハイライトがどうなってるか見てもらえば大体分かるように、ほぼ差は無いと言って良い。TT350の方が少し強いくらい。
メリット2:送信機が高機能
ワイヤレスで発光させるなら、送信機が必要。
実際使い込んでいくとXproって送信機を買うことになるんだけど、
このTT350を揃えるだけでも、こんな感じで他のストロボを制御出来る。
しかもこれ、TT350S(Sony用)からTT350N(Nikon用)とか他社用のGodoxストロボを制御出来るのが強い。
俺Canon、あいつNikon、この人Fuji!みたいな面子でストロボ持ち寄って114514台使って多灯しようって時にも、GrとChさえ揃えれば普通に制御出来るのが強い。
ちなみにTT350をマスターにして制御するときは、ABCの3グループまで。
Xproを使えば16グループだっけ?結構増やせるので、それよりは機能が落ちるけど…普通に使ってれば、トップ、バック、正面で3グループあれば充分だし、被写体が増えると物足りなくなるかもねって感じ。
メリット3:TTL、HSSに対応する
これはTT350の型番とカメラのメーカーが揃ってればの話だけど、
当然のようにHSSとTTLが使える。
HSSするには光量が物足りないので微妙なんだけど、TTLは充分使える。
設定詰めるのがめんどくさいような時はTTLでさっさと撮ることがあり、無いよりはあった方がいい。ほんと便利。
で。
ここまで長々と書いてなんだけど、ぶっちゃけメリットはこれくらいで、バッテリー4本使おうがデカかろうがTTLなかろうが気にしない、安いやつが欲しいって言うならこっちの方が良い。光量も倍くらい多いし。
GODOX TT600 カメラフラッシュ 内蔵2.4G ワイヤレストリガ・システム 1/8000S高速シンクロ Canon, Nikon, Pentax, Olympus その他のデジタルカメラ用。
- 出版社/メーカー: GODOX
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
でもオタクならコンパクトにぎゅっと詰ったガジェットの方が好きでしょ。
多灯でごろごろ詰め込んだりもするわけだし、しぐれ的には断然TT350がオススメ。
基本的なカメラメーカー用は全部揃ってると思うので、対応したやつを買いましょう。
SONY用
NIKON用
CANON用
OLYMPUS/Panasonic用
FUJIFILM用
PENTAX用
GODOX TT350P 2.4G HSS 1 / 8000s TTL GN36 カメラフラッシュ互換ペンタックス645Z K-3II K-1 KP K-50 K-S2K70カメラ
ペンタックス用まであるのは正直たまげた。すごいねGodox…。