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エンジェリックセレナーデの話

先日発表された小森まなみさんのジュエルプロジェクトのことが頭にあって、今日ジモコロを聞いてたら”今までの人生で最高だったゲーム”の話をしてて、スッと頭に浮かんだのがエンジェリックセレナーデ。
確か、人生で初めて買ったA4サイズの化粧箱に入ったゲーム。
天神のビックカメラで。

当時は深夜ラジオをたくさん聴いてたので、飯塚雅弓、かかずゆみ、小森まなみ、堀江由衣という錚々たる声優陣にテンションが上がり、初回版をいそいそ買いに行ったことを今も覚えている。

ゲームとしてはADV式のビジュアルノベル+音ゲーで、ハードモードがめちゃくちゃ大変だった記憶がある。
キーボードのアルファベット全キーを使ったような。
これで当時のタイピング力が多少鍛えられたと言っても過言では無い…。

ゲームのシナリオは今考えればAir的な、当時のギャルゲとしてはよくある感じだったけど
UXが非常に良くできたゲームだったと思う。
ウィンドウの装飾やSE、メインメニューのつくりも丁寧で、今思えば大変コストのかかったものだった。
おかげで没入感があり、各シナリオをクリアした後もかなり長期間遊んでいた。

また初回版にCDと資料集が付属していて、このCDがかなり好きだった。
今でもたまに資料集ごと引っ張り出して聴くことがある。
スピンオフのエンジェルラビィは軽く流した程度だし、後から出たDVD版の追加楽曲も馴染みがないんだけど、最初のCDに入っていた曲だけは脳に深く刻まれていて、指が動きそうになる。

記憶に深く刺さるような、狂ったように遊ぶ体験ってのは環境に依るんだろうか。
クリアして終わり、頑張ってもトロコンして終わりの現代とはゲーム体験が全く違ったのは、娯楽が少なかったからか、子どもだったからか、単純に好きだったからか、分からないけど。

子どもにもそういう深く刺さる経験をしてもらいたいなあと思いました。

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