ドールは人間より小さいので、レンズ選びが難しい。
人間を撮るときは、わりとどんなレンズでもバストアップ、顔アップで撮れますが、ドールだとそういうわけにはいきません。
人間の半分どころか赤ちゃんの1/4くらいのサイズ感しか無いわけで、
当然、被写体を大きく撮ることが出来ず、小さくしか写らないわけです。
例として、SEL50F18F(SONYの撒き餌50mm)を出してみます。
これは最大撮影倍率:0.14倍のレンズです。
一番寄って撮る(=一番大きく撮る)と、ピュアニーモ(LittlePetit)のアイちゃんはこれくらいの大きさに写ります。
到底バストアップには出来ませんが、丁度良い感じに写ります。
ソニー デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ SEL50F18F (FE 50mm F1.8)
評価:安いくせに綺麗に写るのでオススメ。
次、85mmで撮ってみましょう。
今度はSEL85F18(50mmの次に買うべき単焦点レンズ)です。
このレンズは最大撮影倍率:0.13倍なので本来はもうちょっとアイちゃんが小さく写るはずですが…ここで裏技APS-Cクロップを発動しています。これは画面の中央だけを切り取って、実質1.5倍大きく写せる機能です。
※デメリットとして、画素数が減ります。
大きく写せるので、0.13倍のはずが0.18倍くらい(適当)になってるんじゃないでしょうか。
というわけで、最大撮影倍率が0.13倍でも何とかなります。
ソニー デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ SEL85F18(FE 85mm F1.8)
評価:ピュアニーモサイズだと、そのまま撮るにはちょっとキツい。クロップしたら平気。
ちなみに、MDDだと…。
クロップ無しでこれくらい寄れます。MDDなら充分すぎる。
値段そこそこ、軽量でコンパクト。オートフォーカスも速い。2本目にオススメのレンズです。
最後に、SEL24105Gで撮ってみましょう。
一気にぐぐっと寄れたのが分かると思います。
このレンズ、最大撮影倍率:0.31倍。とにかく寄れます。
しかも望遠側の方が倍率が上がるため、105mmで撮ればもっともっと寄れるレンズです。
今回は更にAPS-Cクロップを使ってるので、バストアップでしっかり撮れました。
難点としては、F4なのでボケが薄くなること。
いや、でもこれだけ寄れるならボケなんて多少減ったところでね…。
ちょっと高いし、重量もある。
でも1本持っておけば何でも撮れる、すごく良いレンズですよ。
ソニー SONY ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL24105G
ソニー SONY ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL24105G
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: エレクトロニクス
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こんな感じで、一番最初のレンズ沼。
ぜひ浸かってみてください。この辺りのレンズなら後悔しないはずです。