名取がソラの果てまでを作詞してライブで歌って、俺は400nmの電磁波を振って応えた。
名取さな1st Live サナトリック・ウェーブの全てはここに詰まってると思う。
朝焼けの空に 託した電波を
歌い出しのフレーズで脳みそ吹っ飛ばされた。
こんなド直球のでっかいラブを食らうとは思わなかった。
いや、これまでのばくたんでも毎回KOされてたけど、
この一年ずっと、毎週どくラジを聴いて、
もっと前から #名取がおはようする時絵がついてくる を毎朝観測してきた、
日々の丁寧な積み重ねがボーカルに全部乗っかって、両耳からガツンときた。
曲全体を通しても、
これまでばくたんやオリ曲を中心に伝えられていたプライドや孤独、愛情や欲望がみっちり詰まっていて。
服、メガネ、ライブ用イヤホン。当日どれか一つでも身につけてなかったら、そのまま失禁して気絶してたかも。
目からビームを出したり、ドラムの方に無茶振りで和太鼓をさせたり、おしりぷり音頭を踊らせようとする癖に、
こういう曲を出してくるから困る。
一人で北風と太陽やってんじゃないよ。こっちだって全力でレスポンスして全身汗だくの筋肉痛な上に目頭あっちっちだぞ。
ライブが終わって数日経つのにまだ熱に魘されて、こんな怪文書を書いてるし。
正直、名取の事を知らない人がこの日記を読んだとて興味を持ってもらえるかは怪しいけど、
radikoで聴けるどくラジは深夜ラジオとして普通に面白いのでぜひ聴いてみてください。
https://radiko.jp/r_seasons/10023339
面白いと思って聴取を続けられたら、ぜひ次のイベントも見てほしい。
あんまり無粋なことを言いたくはないんだけど、
過去のばくたんの宣伝は『見てね』的なニュアンスが強くて、身も蓋も無いことを言ってしまえば現地と言えどスクリーン越しなわけで、
間に一つフィルターがかかっていることを認識していたし、そういう風に受け取れる歌詞があった。
今回のライブの宣伝は『会えるね』的なニュアンスを感じていて、来場する人と同じ場の空気を吸うぞと言わんばかりの印象を受けていて、
ライブを終えた今、自分の中で納得できている。
ただのオタクにできることは、配信を見たり、グッズを買ったり、イベントに参加したり、SNSにPostしたり、ハガキを書くことくらいしか無いけど、
これからも名取の足跡に芽吹いた新芽を食べる妖怪としての生活を続けられたらなと思った。