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ふてほどと魔改造。言葉の詫び寂び。

ユーキャンが選んだ今年の新語・流行語大賞で「ふてほど」が年間大賞に選ばれた。
ニュースで毎年見るけど、毎年知らない言葉ばかりが選ばれるので、それ自体はどうでもいいんだけど。

「ふてほど」は不適切にもほどがある!というドラマの略称らしい。
それをネット上では「不適切報道」の方が合ってるだのなんだの言ってて、それが適当かはさておいて悲しくなった。

最近、性器をつける改造以外に対しても魔改造と称することが増えてきて、いつもの「オタクの言葉が奪われていく」ことに寂しさを覚えていた。
壁ドンに代表されるように、オタクの言葉をマジョリティに奪われるのはいつものこと。
それを「ふてほど」で仕返ししている様に見えつつ、ただ叩きたいだけの衝動にも見えつつ、昔はVIPで祭だなんだとはしゃいでいたことを思い出し、俺もオッサンになったんだなと更に悲しくなった。

集落の外れに住んでる偏屈なジジイみたいだなと、そう思う事が増えた。
はてはダイアリーを捨ててwordpressに引き籠もり、noteにもtiktokにも馴染めず、世界の果てで一人大事なものを握りしめて生きている感覚に囚われる。

でもこれでいい。
人に認められる事は嬉しい事だけど、
誰からも認められなくたって、自分が自分のことを肯定していれば、胸を張って生きて行ける。
性癖ではなく性的嗜好。嫁ではなく妻。魔改造はフィギュアに性器を造る改造。させていただきますではなくいたします。

時代に取り残されているとしても、大事だと思うことを大事にして生きていきたい。

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